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日本では、火葬後に骨上げを行い骨壷に収めるという流れになっているため、炉前で遺体を見送り、火葬後に拾骨するというところまでがセットになっている。また、骨上げをする関係から骨をきれいに残すことが重視されるため、火葬技術者には独特の高度な技術が求められている。

火葬場は、初期のものは「三昧(さんまい)」と呼ばれる木材や藁を燃料とした簡易な火葬炉があるだけ、あるいは集落の墓地に付属する火葬炉といった素朴・単純なものだった。この三昧はなくなったわけではなく、地方では保健所の許可を受けた正式な火葬施設として現存している。

およそ昭和中期以降に建設された火葬場については、火葬炉と炉前ホールの他に、骨上げを行う収骨室や最後の別れをする告別室が備えられていることが多い。一部の大規模な火葬場は通夜・葬儀が行えるように式場と親族控室、遺体用冷蔵庫を備えた霊安室を併設しており、売店や骨上げまでの待合室として喫茶室などが設けられている総合斎場もある。

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